労働時間短縮の流れがフリーターを苦しめる話
味の素が基本給を一律一万円アップさせ、所定労働時間も7時間15分にするというニュースを見た。
長時間労働は日本の長年抱えてきた問題でもあったが、
ここ最近はそれを見直そうという流れが主流である。
たしかに、1日十何時間も働いて、プライベートの時間が取れないのであれば、
人間は何のために生きているのか分からない。
生きていくために働く事は大切だが、労働=人生にしてしまっては、
もはや何がなんだか。
とは言っても、僕はこれに半分賛成で半分反対です。
確かに正規社員の目線から見れば、すごく魅力的な世間の流れなんでしょう。
飲食業界も深夜営業を取りやめ、従業員のライフスタイルを考えようという流れにもなってます。
ただ、恩恵を受けるのは正規社員であって、我々フリーターとしてはただただ迷惑な流れかなと言わざるを得ないのです。
深夜に店ができない、長時間労働が出来ないとなると、フリーターは給料にダイレクトに響いてきます。
「だったら正規社員になったらいいじゃないか」と言われるかもしれませんが、
じゃあ正社員にしてくれよ(半ギレ)といった感じです。
世の中フリーターも色々種類があるかと思います。
僕はひたすら、自分が動いた分だけ稼げるという事を魅力にやっています。
色々な業種を経験できるのも非常に大きいです。
ただ、その働く場所がなくなってしまった場合、我々は一体どうすれば良いのでしょう。
こういうところがフリーターの致命的な弱点ですが、アルバイトなくして事業がなりたたない業界というのは山ほどあります。
昔に比べて時給も上がってはきましたが、非正規雇用へのケアも何とかしてもらいたいなあと、他人事のように思ってます。
でもまあ、この世の中の流れは健全なんだろうな。
もう少し落ち着いたら、俺ももう一度正規社員になってみたいですね。
法律事務所に債務整理の相談に行った話
こんにちは、夕方です。
毎日毎日特に何事もなく過ごしていたわけですが、
ふとある時気付いた事があります。
『え、借金、重くない?』
とりあえず何に使ったかはもう忘れましたが、総額600万円くらい借金があります。
まあ半分くらいは奨学金ですので、僕としては借金としてカウントしてないんですが、
世間一般から見ると借金なので含めておきます。
後はまあなんか、だらしない生活を送っていたら出来た、
言わばクズ人間の慣れの果てみたいな、そんな感じです。
で僕もそろそろ人生を外れたレールから元に戻そうというわけで、とりあえずこの借金どうにかならんのか、という事で法律事務所に行ってきました。
相談内容
とりあえずまとめて来てくれと言われたのは
- 借金の内訳
- 自分名義の資産(家とか車とか)の有無
- 月々の収入・支出
大まかにまとめればこの3つ。
要するにここからどうするのか、という事を決めていくそうです。
僕「とりあえずまとめて来ました」
弁護士「う~ん・・・(資料をめっちゃ見てる)、
まあこれならば『任意整理』が妥当じゃないですかね」
僕「任意整理」
任意整理とは簡単に言うと「元金は返せるんだけど利息がなあ~」という「元金なら返せます」という約束事を相手方と結び、元金を原則3年で返していくという方法らしいです。借金総額がガッツリ減るわけではないですが、月々の返済は抑える事ができます。
弁護士「ちなみにこれはどういった目的でここまでの金額になってるのかな」
僕「いやあ、覚えてないですね」
弁護士「なるほど・・・ギャンブルですね」
僕「よくわかりましたね」
弁護士「大体逸らかす人というのは、そういう人が多いんですよ」
僕「その洞察力すごいっすね」
弁護士「自分名義の家もあるってことで、自己破産はちょっとやめといた方がいいかなあと思うんですよね」
僕「あー、でもぶっちゃけ面倒くさいんで家売ってもいいんですけど、実家ですけど僕都会に行くいいきっかけになるかなあと思うんすよね」
弁護士「いや、家族に迷惑がね・・・」
僕「まあそれもそうっすね」
弁護士「とりあえず任意整理の方向で進めていきます。依頼されるのであればこれらの書類に記入と捺印をお願いします(用紙6枚くらい出してくる)」
僕(うわ、多っ・・・)
そこからまあ色々な書類にサインやらハンコやらを押して数十分。
月々2万円程度の返済で行けるように調整してもらいました。
いやあ、大分負担が減った減った。
これならもっと早くに相談に来るべきでしたね、マジで。
というわけで、借金問題に頭を抱えてるそこの貴方!
相談するなら早めにいっとけ!
あと!
借金はすんな!!!めんどくせーぞ!!!
とりあえずは、地道に働きつつも生活を立て直す事を第一にいきましょう。