プロトセイバーエボリューションと僕
皆様、「ミニ四駆」はやられておられますでしょうか。
男なら誰もが一度やった事のある(自分調べ)
子供から大人まで幅広く楽しめる、レーシングホビーです。
先日、こちらが発売されました。
リアルミニ四駆「プロトセイバーエボリューション」です。
爆走兄弟 レッツ&ゴー!! に登場する、「J」というキャラクターが使用するマシンで、
非常にハイテク装備が満載の、男心を擽るマシンとなっております。
これは何かといえば、「ミニ四駆」の「プラモデル」です。
「ミニ四駆」といえば、モーターと電池で走ることが出来るのですが、
これは走りません。観賞用です。なので、「ミニ四駆」の「プラモデル」です。
数多くミニ四駆のキットはあれど、
僕個人としては、このキットに関しては非常に思い入れが強いです。
実はこのキット、再販なのです。
最初に販売したのはいつだったのか。もう僕が小学校の頃なので、20年前とか、
そんくらいじゃないでしょうか。ざっくりですけど。
当時のミニ四駆といえば、もう爆発的な人気も人気で、
友達と遊ぶといえばミニ四駆みたいな時代でした。
当時から負けず嫌いだった僕は、友達とのレースにおいても、
負けることは嫌で、子供ながらに必死に色々と改造していた記憶があります。
で、このプロトセイバーエボリューションと僕との出会いは、
僕の誕生日の日でした。
父親から誕生日プレゼントとして渡されたこちらのマシン。
アニメも良く見ていたので、「あのプロトセイバーを走らせることができる!」
とワクワクしながら受け取り、空けてみてガッカリしました。
なんせ走らないのです。
だって、「ミニ四駆」の「プラモデル」なので。
おまけにボディの色もクリア。
アニメで見ていた紫のプロトセイバーはどこにもいません。
唯一多少のボディの加工をすれば、既存のミニ四駆のシャーシに乗せて走らせることは出来るものの、
「こんなのプロトセイバーじゃない」と、見向きもしなかったのです。
父親からも「内部が見えてかっこいいじゃないか」と言われましたが、
「だって走んないんだもん」と。
今となってみれば、少し悲しそうだったのかな、と思います。
その後、プロトセイバーは知らず知らずのうちにゴミに紛れたのです。
時は流れ、次第にミニ四駆ブームも去り、僕自身も大人になっていきました。
ミニ四駆に再度触れたのは6年前くらいでしょうか。
そこからは言わずと知れたミニ四駆大好きおじさんになっておりますが、
先述したとおり、プロトセイバーエボリューションが再販されました。
当時はびっくりするほど惹かれなかったこちらのマシン。
発売日にダッシュで買いに行きました。それほどまで欲しかったのです。
欲しかった理由としては単純に、
・今までも欲しかったが、プレ値で手が出せない
・リアルミニ四駆の良さにこの年で気が付く
という所でした。
この年にもなると、この程度のキットであればしっかり組めるので、
時間をかけて作成しました。
ああ、これだ。これがプロトセイバーエボリューションだ。
あまりにもウキウキすぎて、ツイッターでもウキウキしてました。
クソ真面目に、プロトセイバーEVO作りました。リアルミニ四駆を始めてまともに作った。凄い pic.twitter.com/Ve8thdcNdp
— 真デリヘル店員 (@yuugata_cp) 2020年6月10日
いい、すごくいい。かっこいい
— 真デリヘル店員 (@yuugata_cp) 2020年6月10日
こうなってくると、もう走る走らないとかどうでもいい気がする
— 真デリヘル店員 (@yuugata_cp) 2020年6月10日
カッコ良すぎて延々と見ていられる
— 真デリヘル店員 (@yuugata_cp) 2020年6月10日
— 真デリヘル店員 (@yuugata_cp) 2020年6月10日
小学生だった当時の僕と、今の僕。
考え方も大きく変わりました。
今となれば父親の気持ちも良く分かる。そんな気がします。
そんな父親は自分が二十歳の時に亡くなっておりますが、
プロトセイバーをみると、ふと父親との思い出が多く蘇るのです。
再販してくれたTAMIYAさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
みんなも是非ミニ四駆をやろう!